RLogin(SSHターミナル) †
- https://kmiya-culti.github.io/RLogin/
- Windows XP, 7以上向けSSHターミナル
- exe 一つだけとシンプルだが必要十分な機能
- オープンソース
- 設定をiniファイルに保存できる(デフォルトはレジストリ)
- 接続先選択ダイアログがある
- CTRLキーを押すと矩形選択モードになる
- 設定のカラーから透明化(ガラス効果)が出来る
- SSHポートフォワード
- SCPによるファイルコピー
- 感想 v2.22.5
- 良い
- exe 1個で起動し、iniファイルに設定が残るので持ち運びが楽
- デフォルトカラー設定にMonokai, Soraise等の見やすいカラー設定がある
- Poderosaではtopの表示が崩れるが、Rloginは問題ない
- 複数のウィンドウに同じコマンドを同時送信(ブロードキャスト)出来る
- 改善して欲しい
- Ctrl+LEFT, Ctrl+RIGHTといったよく使うキーが、Rloginのデフォルトショートカットとして登録されており、他のターミナルと同じ挙動をしない。変更はできる。
- キーボード設定が、キーコードで行うため分からない。
- 文字コードの範囲外を受信すると、画面更新が止まる。表示 > リセット > 全てで直る。
- フォント設定が複雑
- 全体設定が無いため、接続先毎にプロファイル設定するのが面倒。
- 設定を保存するには「Server Select」画面の編集から行う必要がある。接続中の状態で表示 > オプション設定からでは保存されない?
- プロファイルを作らず、ホストやIPを直接指定してすぐに接続したい
複数の接続画面にキー操作を同時送信する †
- ツールバーの「同時送信」をクリック
- または、編集 > ブロードキャスト
操作 †
- テキスト
- 矩形選択:CTRL
- 行選択:SHIFT
- 貼り付け:マウス右クリック
- サーバに接続:ALT + Nを登録($FILE_NEW)
- 接続を閉じる:ALT + Wを登録($FILE_CLOSE)
- 現在の接続をコピー:CTRL + ←
全体設定 †
v2.22.5現在、全体設定は存在せず、Entry毎に設定が保存される。
その代わりとして標準設定が使える。
- Server Select
- 適当なEntryを編集して、好みの設定にする
- 右クリック > 標準の設定にする
- 他のEntryを選択 > 右クリック > 標準の設定に戻す で標準設定が適用される
初期設定 †
- 設定をiniファイルに保存。デフォルトでは設定がレジストリに保存されるが、バックアップや環境の移行時に面倒なので、iniファイルに保存するようにする
- RLogin.exeと同じ場所にRLogin.iniを作成する
- RLogin.exeを実行
「新規」で設定を作成する
- スクリーン
- ■:フォントサイズから1行あたりの文字数を決定 16(12.00)
- スクリーン > ヒストリー
- ■:通信ログを〜自動作成
- ログファイル名: %E-%D%t.log
- 通信ログの形式: LINE
- ログの文字コード: UTF-8
- クリップボード
- ■:左クリックの選択範囲だけで〜
- ■:コピー時に範囲指定を解除しない
- ■:右クリックでペースト
- クリップボード > マウス関連
- ■:マウスホイールのヌルヌル動作を無効にする
- ファイルをドロップした時の動作:SCP (ホームディレクトリにコピーされる)
- フォント
- 文字セット:UTF-8
- フォントセット / デフォルト:VL ゴシック
- キーボード
- キーボードショートカットを登録できる。メニューの説明の「$FILE_NEW」等を任意のキーに割り当てる
- ウィンドウ分割用をCtrl+Altへ移動:
- LEFT Ctrl+Alt $SPLIT_OVER
- RIGHT Ctrl+Alt $SPLIT_WIDTH
- UP Ctrl+Alt $PANE_ROTATION
- DOWN Ctrl+Alt $SPLIT_HEIGHT
- 単語単位で移動: LEFT Ctrl \033[1;5D
- 単語単位で移動: RIGHT Ctrl \033[1;5C
- 標準設定にする
- 一度接続を閉じる
- サーバに接続 > 標準にしたいサーバを選択 > 右クリック > 標準の設定にする