Windows 11 †
トラブルシューティング †
設定アプリ(SystemSettings.exe)他、一部アプリの使用メモリが増え続ける †
現象:
- Win10からWin11 24H2へアップグレード後に発生。Win10では問題なかった。
- Steamで30分以上ゲーム(モンスターハンターワイルズ、エルデンリング ナイトレイン)した後、設定アプリを開いて動作しない事に気づいた。
- 設定アプリ(SystemSettings.exe), cmd.exe, WindowsTerminal.exe等を開くと使用メモリが増え続ける。アプリはウィンドウ内が更新されず、カーソルが回転し操作できない状態。タスクキルは可能。一度発生すると再現性がある。エクスプローラーは問題が起きない。
- タスクマネージャーで見ると、設定アプリ(SystemSettings.exe)のメモリ使用量が搭載メモリの上限近く(25GB等)程度まで見る間に増えていく。通常は使用メモリ100MB以下。CPU/Networkの使用率は0%~10%以下。他アプリ(cmd.exe, WindowsTerminal.exe)を起動すると同様の現象。
- OS再起動直後は発生しにくい。
- ブラウザ(Vivaldi 7.6.3797.63)でYoutubeを1時間以上再生しても使用メモリは増えず問題は無い。
環境:
- OS: Win10 pro 64bitからWin 11 pro 64bit 24H2へアップグレードしたPC。
- マザーボード: B550 Steel Legend, BIOS L3.61
- CPU: AMD Ryzen 5 5600X
- メモリ: DDR4-3200 32GB
- GPU: AMD RADEON RX6800
試した事:
- ChatGPTに聞くと「RADEON DriverとWin11でメモリリークの可能性を指摘される」
- 「信頼性モニター」でイベントログを見る。設定アプリ(SystemSettings.exe)が応答しないエラーが記録されていた。
- 「chkdsk c:」ディスクの検査。エラーなし
- 「sfc /scannow」整合性の確認。エラーなし
- 「DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth」整合性の確認。エラーなし
- マザーボード AMD Chipset driver更新: amd_chipset_software_7.06.02.123.exe :変わらず
- GPU Driver更新: DDUで削除後、
- whql-amd-software-adrenalin-edition-25.10.2-win10-win11-oct-rdna : 変わらず
- amd-software-adrenalin-edition-25.9.2-win10-win11-sep-rdna : 変わらず
- whql-amd-software-adrenalin-edition-25.9.1-win10-win11-sep-rdna.exe : 変わらず
- whql-amd-software-adrenalin-edition-25.5.1-win10-win11-may8-rdna.exe : 変わらず
- whql-amd-software-adrenalin-edition-24.12.1-win10-win11-dec-rdna.exe : 変わらず
- whql-amd-software-adrenalin-edition-24.7.1-win10-win11-july19-rdna : 変わらず
- BIOS更新: 3.61 -> 3.90 : 変わらず
- OSの上書きインストール。設定やアプリを維持したままWindowsの破損の修復ができる。UUP DumpからISOを作成するスクリプトをダウンロードしISO作成、マウント、setup.exeを実行。
- OSをWin 11 25H2へ更新: 変わらず
- 検討 KB5058499のインストール: Windows 11 24H2 System Graphic Kernel Defects Fixed by KB5058499 -> Win11 25H2ではインストールエラーになる
Webカメラに接続できない場合 †
- 0xA00F4246: Win11, ESETインストールされた環境で、ESETの保護を無効にしても「カメラの権限を要求しています」のポップアップが出ずにタイムアウトする状態。
- デバイスマネージャーからwebカメラを選択。アンインストール
- 再起動すると自動認識されて、使えるようになっていた
信頼性モニター †
- 時系列でどのアプリが停止したなどの情報をわかりやすく表示してくれる。イベントモニターを直接見るよりわかりやすい
- コントロール パネル\すべてのコントロール パネル項目\セキュリティとメンテナンス\信頼性モニター
記事:
セットアップ時にローカルアカウントを作成する †
- デフォルトでは Microsoftアカウント 作成に誘導される。
- emailアドレスがlocalフォルダの一部に使われる。中途半端なフォルダ名になる
C:\Users\user1...
- ユーザー名に日本語は避けたほうが良い。2バイト文字を考慮していない海外アプリが動作しない場合がある。
対策:
ハードウェアがWin11対応かのチェック †
Win11からTPM2.0が必須になった。
自作PCではデフォルトで無効になっている場合が多い。
チェックツール:
マザーボード:
Intel:
- Intel PTT(Intel Platform Trust Technology)を有効にする
- ASRock: UEFI/BIOSからSecurity タブ > Intel(R) Platform Trust Technology > Enabled
AMD:
- AMD fTPMを有効にする
- ASRock: UEFI/BIOSからAdvanced タブ > AMD fTPM switch: AMD CPU fTPM
記事: